朝ドラ「ばけばけ」は2025年9月29日(月)から放送開始される予定です。NHK連続テレビ小説の第113作目として制作される本作品は、小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツをモデルとする作品として大きな注目を集めています。
私自身、これまでちょくちょく朝ドラを見ていましたが、2025年前期の「あんぱん」で朝ドラにすっかりハマってしまい、次の作品である「ばけばけ」も今からとても楽しみにしています。やなせたかしさんと妻の暢さんの愛に満ちた物語を描いた「あんぱん」の感動的な内容に心を動かされ、続く「ばけばけ」でも素晴らしい夫婦愛が描かれることを期待しています。
1. 「ばけばけ」の基本情報と放送スケジュール
📢朝ドラ「ばけばけ」予告映像を解禁
— 朝ドラ「ばけばけ」公式|9月29日(月)放送開始 (@asadora_bk_nhk) July 4, 2025
撮影中の「ばけばけ」の映像をお届けします。
どんな物語なのか、楽しみにお待ちください!#ばけばけ#髙石あかり #トミー・バストウ #吉沢亮 pic.twitter.com/dkOwtkQuEd
少しずつ公式InstagramやXでばけばけの情報が発信されてきていて楽しいです。それではみていきましょう!
「ばけばけ」の概要
『ばけばけ』は、2025年(令和7年)度後期に放送予定のNHK「連続テレビ小説」第113作です。主演は髙石あかり(高=はしごだか)が務め、ヒロインの夫役はトミー・バストウが演じることが発表されています。脚本はふじきみつ彦が担当し、完全オリジナル作品として制作されます。
詳細な放送日程
2025年9月29日(月)から放送スタートする「ばけばけ」は、下半期(秋スタート)として9月30日前後(9月27日 – 10月3日)の月曜日という通例に従った開始日となっています。放送期間は下半期は25週間(年末年始の1週間程度の休止期間があるため)となる予定です。
放送時間と再放送の充実
朝ドラ「ばけばけ」の本放送は、NHK総合テレビにて毎週月曜日から土曜日までの午前8時00分から8時15分の15分間で放送されます。また、土曜の再放送時のタイトルは『今週の連続テレビ小説・ばけばけ』となります。
2. 魅力的なキャストと注目のストーリー
【#ばけばけ人物紹介】
— 朝ドラ「ばけばけ」公式|9月29日(月)放送開始 (@asadora_bk_nhk) August 4, 2025
松野(まつの)トキ:#髙石あかり
「ばけばけ」の主人公。
民話や昔話などを聞くのが大好きな松野家の一人娘。
つらいことがあるといつも母のフミにねだって、怪談を話してもらう。
家族思いで、フミが作るしじみ汁が大好物。#ばけばけ #9月29日スタート pic.twitter.com/umOlPaBuKj
主演キャストとモデル人物
松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルのヒロイン・松野トキ(高石)の夫で、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとしたヘブンをトミー・バストウが演じることになっています。ヒロインの夫・ヘブン役は、国内だけではなく海外にも募集した1,767人(国内246人、海外1,521人)のオーディション応募者の中から、トミー・バストウに決定しました。
豪華な脇役キャスト
岡部たかし、池脇千鶴、小日向文世、寛一郎、円井わん、さとうほなみ、佐野史郎、板垣李光人、堤真一などの実力派俳優陣が脇を固めることが発表されており、キャスト面でも大きな期待が寄せられています。特に、吉沢亮が、髙石扮するヒロイン・松野トキと夫のヘブン(トミー・バストウ)の人生に大きな影響を与える英語教師・錦織友一役を務めることも話題となっています。
ストーリーの魅力
外国人の夫と共に怪談を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語が描かれます。最初は文化も言葉も違いすぎて戸惑うトキ。でも、ヘブンも実は大の怪談好き!次第に二人は「怖い話」を通じて心を通わせていきますという、国際結婚夫婦の心温まる交流が物語の中核となっています。
3. 制作背景と作品への期待
脚本家からのメッセージ
脚本は、NHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」やWOWOWの「撮休シリーズ」などをてがけたふじきみつ彦さんが担当します。ふじきみつ彦さんは制作発表において、「何も起きない物語を書いています」と語り、人生、光もあれば影もあると言いますが、人生って光でも影でもないところがほとんどだなぁというのが僕の実感です。キラキラしているわけではないけど影というほど暗くもない、取り立てて人に話すほどでもない他愛もない時間。そんな光でも影でもない部分に光を当てる朝ドラを書いてみたいとコメントしています。
前作「あんぱん」から続く感動
現在放送中の朝ドラ「あんぱん」は、アンパンマンの作者・やなせたかしさんと妻の暢(のぶ)さんをモデルとし、2025年3月31日から放送されています。やなせたかしとその妻・小松暢をモデルとするが、フィクションのドラマオリジナル作品として制作された「あんぱん」に感動した多くの視聴者が、「ばけばけ」にも大きな期待を寄せています。
松江との連携と地域振興
2025年(令和7年)2月26日に、出演者発表第一弾として松野家の人々を演じる出演者が発表され、以降3月4日に松江の人々を演じる出演者が順次発表されるなど、物語の舞台である松江市との密接な連携が図られています。主人公夫妻のモデルである小泉八雲・セツのゆかりの地の松江市で、本作を観光や地域振興につなげるための官民組織「小泉八雲・セツのドラマをイカしてバケる松江推進協議会」が発足するなど、地域ぐるみでの盛り上がりも見せています。
期待される新たな朝ドラの魅力
ヒロイン・松野トキは、夢を宣言し、がむしゃらに追いかけるヒロインではありません。時代の中で取り残されたり、大勢の意見の中で埋もれていったりする人々に光を当て、尊重し、共に生き抜いていく、そんなドラマを作りたいという制作陣の想いが込められた作品です。従来の朝ドラとは一味違った、静かで深い感動を与えてくれる作品になることが期待されています。
まとめ
2025年9月29日(月)から始まる朝ドラ「ばけばけ」は、小泉八雲とその妻セツの国際結婚夫婦をモデルとした心温まる物語です。怪談を通じて心を通わせる夫婦の姿や、明治という激動の時代を生きた人々の等身大の生活が丁寧に描かれることでしょう。
「あんぱん」で朝ドラの魅力に改めて気づかされた私にとって、「ばけばけ」は見逃せない作品です。髙石あかりさんとトミー・バストウさんの息の合った演技や、豪華キャスト陣による重厚な人間ドラマに今から心が躍ります。特に、異文化交流を通じて描かれる夫婦愛や、名もなき人々への温かいまなざしは、きっと多くの視聴者の心に響くことでしょう。
9月29日の放送開始まで、まだ時間はありますが、今から楽しみに待ちたいと思います!
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