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ある姫クロードの声優さんは誰?図書館戦争にも出てた?!

「ある日、お姫様になってしまった件について」の皇帝クロード・デイ・エルジェア・オベリア役の声優は、前野智昭(まえのともあき)さんです!1982年5月26日生まれのベテラン実力派声優で、『うたの☆プリンスさまっ♪』のカミュ役や『図書館戦争』の堂上篤役、『はたらく細胞』の白血球(好中球)役など、数多くの人気キャラクターを演じています。

前野智昭さんはアーツビジョン所属で、茨城県下妻市出身。2008年の『図書館戦争』堂上篤役で初のメインキャストを務め、2010年には声優アワード新人男優賞を受賞した実力派声優です。魅惑のイケメンボイスの持ち主として多くのファンを魅了し、特に女性向け作品や乙女ゲームでの活躍が目立っています。

目次

前野智昭プロフィールと声優への道

基本プロフィール

前野智昭さんは1982年5月26日生まれの現在43歳(2025年時点)。茨城県下妻市出身で、アーツビジョン所属です。妻は同じく声優の小松未可子さんで、2020年5月12日に結婚を発表し、2022年8月17日には第1子の誕生も報告されています。

茨城県下妻市観光大使も務めており、特技は茨城弁。専門学校へ入る前に茨城弁で「外郎売」を覚えてしまい、後に苦労したというエピソードもあります。

声優を目指したきっかけ

小学2年生くらいの時に姉と一緒に観ていた『ドラゴンボール』がきっかけで声優を志すようになりました。本格的に声優を意識したのは中学1年生の時に『ときめきメモリアル』をプレイしてからで、出演している声優を非常に好きになり、具体的に声優を目指したいと思うようになったそうです。

高校進学後に声優の学校に入学するための学費を貯めようと思い、ファミレスのウェイターのアルバイトをしていました。姉が先に声優の専門学校に入り、自身は別の声優専門学校に通いました。

声優デビューと初期の苦労

2003年に放送されたCGアニメ『ミッドナイトホラースクール』の仮のキャストとして声優デビューを果たしました。その後も外画を中心に活動していましたが、「仕事を離れようか」と思ったりしていた時期もあり、一度芝居を離れてみることを考えたこともありました。

しかし、「僕には、ほんの少しの期間でも、声優の仕事を離れるという選択肢はあり得ないな」とつくづく思い、声優業への情熱を再確認したそうです。

代表作品とキャラクター

『図書館戦争』堂上篤役

前野智昭さんの転機となったのが、2008年のテレビアニメ『図書館戦争』の堂上篤役です。外画畑だった前野さんが新人マネージャーに「アニメにも出演したいんです」と話したところ、『図書館戦争』のオーディションの話をもらったという運命的な出会いでした。

堂上篤は図書特殊部隊の教官で、主人公の笠原郁を厳しく指導しながらも次第に恋愛関係に発展するキャラクター。ファンからは「前野さんを初めて知った作品です。堂上教官の誠実な性格が感じられます」という声も多く、前野智昭さんの代表作の一つとなっています。

『うたの☆プリンスさまっ♪』カミュ役

もう一つの大きな代表作が、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズのカミュ役です。永久凍土の異国「シルクパレス」からやってきた伯爵家出身の青年で、高貴な雰囲気で立ち振る舞いも優雅ですが、自分が認めた人物以外には冷たく接する面を持つキャラクターです。

ファンからは「イベントやライブなどの際、『カミュの〝声帯〟を担当しております、前野智昭です』という自己紹介をしてくださる」「ライブのためにキャラに合わせたアイスブルーの瞳にすべく初めてコンタクトをしてくださった」など、キャラクターへの愛情深い取り組みが高く評価されています。

『はたらく細胞』白血球(好中球)役

近年の代表作として人気が高いのが、『はたらく細胞』の白血球(好中球)役です。体内で細菌と戦う頼もしい存在を前野智昭さんの安定感のある演技で表現し、多くの視聴者に愛されています。

2021年のファン投票では1位を獲得するなど、前野智昭さんの新たな代表作として定着しています。

多彩な活動と魅力

様々なジャンルでの活躍

前野智昭さんは『暁のヨナ』のハク役、『刀剣乱舞』シリーズの山姥切国広役、『クラシカロイド』のシューベルト役など、幅広いジャンルで印象的なキャラクターを演じています。

特に「役柄としてはメガネをかけているようなキャラクターを演じることが多い気がしている」と本人も語っているように、知的で誠実なキャラクターを演じることが多く、その安定感のある演技力で多くのファンを魅了しています。

メディア出演とYouTube活動

前野智昭さんは「前野智昭ちゃんねる」というYouTubeチャンネルも運営しており、ゲーム実況やトークなどを配信しています。また、AbemaTVの「声優と夜あそび」では月曜日のMCを担当するなど、声優業以外でも幅広く活躍しています。

「鳥海浩輔・前野智昭の大人のトリセツ」などのラジオ番組でも親しみやすいキャラクターを発揮し、ファンとの距離を縮める活動を続けています。

キャラクターへの真摯な取り組み

前野智昭さんの大きな魅力は、演じるキャラクターへの真摯な取り組みです。それまで演じてきたキャラクターに関しては、どんな役でも非常によく覚えており、演じることが大好きであり、キャラクターを演じる延長線上ならば何でもできると語っています。

作品に、そしてキャラクターに真摯に向き合うその姿勢が多くのファンから尊敬され、愛され続ける理由となっています。

「ある姫」クロード役への期待

キャラクターとの相性

「ある日、お姫様になってしまった件について」のクロード・デイ・エルジェア・オベリアは、オベリア帝国の現皇帝で、感情を表に出さず冷酷無情にみえるが、異母兄である前皇帝の圧政を終わらせた賢帝として扱われているという複雑なキャラクターです。

妻・ダイアナの死以来、政務に没頭するあまり、娘アタナシアとの関係が疎遠になってしまったという設定で、前野智昭さんの得意とする「表面は冷たいが内に秘めた愛情を持つ」タイプの役柄にぴったりです。

ファンからの期待の声

公式発表後、ファンからは「前野智昭さんならクロードの複雑な内面を見事に表現してくれそう」「堂上教官やカミュを演じた実力があるから、冷酷な皇帝も期待できる」という声が多数寄せられています。

特に原作ファンからは「感情を表に出さない皇帝だが、内に秘めた父性愛がある」という設定に対して、前野智昭さんの演技でどのように表現されるかに大きな期待が寄せられています。

作品への思いとコメント

前野智昭さん自身も新たな挑戦となる皇帝役に対して、これまでの豊富な経験を活かしてクロードというキャラクターの魅力を最大限に引き出してくれることが期待されています。

冷酷な皇帝でありながら、娘への愛情を内に秘めているという難しい役どころを、前野智昭さんがどのように演じるか、ファンからの注目が集まっています。

まとめ

「ある日、お姫様になってしまった件について」のクロード・デイ・エルジェア・オベリア役を演じる前野智昭さんは、1982年5月26日生まれのベテラン実力派声優で、『図書館戦争』の堂上篤役や『うたの☆プリンスさまっ♪』のカミュ役、『はたらく細胞』の白血球役など、数多くの印象的なキャラクターを演じてきました。

茨城県出身で、小学生の頃から声優を志し、2008年の『図書館戦争』で初のメインキャストを務めて以降、着実にキャリアを積み重ねてきました。特に、演じるキャラクターへの真摯な取り組みと、表面は冷たくても内に情熱を秘めたキャラクターを演じる技術は業界でも高く評価されています。

オベリア帝国の皇帝クロードという、感情を表に出さない冷酷な支配者でありながら、娘アタナシアへの愛情を内に秘めているという複雑なキャラクターを、前野智昭さんがどのように表現するか、2025年9月28日より地上波先行配信・10月1日よりテレビ放送開始の「ある姫」アニメ化が今から楽しみです。

これまでの豊富な経験と確かな演技力を持つ前野智昭さんが、クロードという新たなキャラクターにどのような魅力を吹き込むか、放送開始が待ち遠しい限りです!

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