2025年11月4日発売の週刊少年ジャンプ49号に掲載されたワンピース1164話「デービーの血」では、長年の謎だった「Dの意志」の正体がついに明らかになりました。デービー・D・ジョーンズがかつての世界の王であり、Dの意志とは「デービー・D・ジョーンズの意志」であることが判明。イム様に黒転支配された悪魔化したロックスが、ロジャーとガープに自分を殺してくれと懇願する衝撃の展開が描かれています。
ワンピース 1164 rawネタバレ最速情報
1164話では、イム様の黒転支配により悪魔化したロックスの悲劇と、ゴッドバレー事件の真相が明らかになりました。ロックスはデービー・D・ジョーンズの末裔であり、イム様から世界を取り戻すために戦っていたことが判明します。
ロックスがイム様に告げた真実
薄れゆく意識の中、ロックスはイム様に向かって「デービー・D・ジョーンズこそがかつての世界の王の名だ」と告げます。800年前にイムたちに滅ぼされた世界の王がデービー・D・ジョーンズであり、ロックスはその末裔でした。さらにロックスは「どっちが怖い？デービー・ジョーンズとジョイボーイ」とイム様を煽り、イム様が「デービーの血」を恐れていることが明確に描かれました。イム様は「あいつが王だった事など一瞬たりともない」と否定しますが、その言葉こそがデービー・D・ジョーンズの存在が大きな脅威であったことを物語っています。
黒転支配による悲劇の暴走
イム様の「その手でデービーの血を根絶せよ」との命令を受け、ロックスは完全に悪魔化して暴走を始めます。仲間であろうと関係なく攻撃を繰り出し、カイドウとリンリンを一撃で沈めるほどの威力を見せました。しかし白ひげエドワード・ニューゲートはその攻撃を腕で受け止め、格の違いを見せつけます。自我を完全に失う前、ロックスはロジャーとガープに「頼む、おれを殺してくれ」と悔し涙を流しながら懇願する悲痛な叫びが響き渡りました。
ロジャーとガープの共闘の真相
センゴクの口から「天竜人を守るため、ロジャーとガープが協力し、ロックスを倒した事件」として伝えられたゴッドバレー事件の真相は、実はロックスを悪魔化から解放するための戦いだったのです。ロックスもガープもロジャー同様に万物の声が聞こえており、三人の覇王色が激突する壮絶な戦いが始まろうとしています。この展開により、当初の読者の予想に反し、ロックスが実は作中世界でもまともな方であり、ともすれば現在のルフィのような解放者たる位置になっていた可能性が示唆されました。
くまによる救出とティーチの脱出
混乱の中、バーソロミュー・くまがニキュニキュの実の力を使って人々を救い出します。ロックスの息子であるティーチ（黒ひげ）と妻エリスも、くまの力で脱出に成功しました。ロックスが暴走し皆が逃げ惑う中、それでも誰かを救えないかと考える若きくまの姿は、現在のくまの姿を考えると本当に切なくなります。また、赤ん坊一人救えなかった自身の弱さに打ちひしがれるドラゴンの姿も描かれ、後の革命軍総司令官への道につながる重要なシーンとなっています。
デービーの血とDの意志の正体が判明した衝撃展開
ワンピース最大の謎の一つである「Dの意志」の正体が、ついに明らかになりました。Dの意志とは「デービー・D・ジョーンズの意志」であり、奪われた世界をイム様から取り戻すという約束を果たすための意志だったのです。
Dの意志はデービーの意志だった
ロックスの言葉により、「Dの意志」が「デービー・D・ジョーンズの意志」であることが判明しました。デービー・D・ジョーンズから世界の王の座を奪ったのがネロナ・イム。デービーとの約束は、奪われた世界をイム様から取り戻すことでした。800年前より世界を統べるイム達世界政府。その前に世界の王座にいたのが伝説の海賊デービー・D・ジョーンズであり、デービーの意思が受け継がれいつか世界の王の座を奪い返すという「約束」を果たしに来ることをイム様が最も恐れていたのです。
イム様が恐れる理由
イム様がデービー・D・ジョーンズに対して明確な恐怖を示していることは非常に重要です。イムはジョイボーイにも動揺しており、イム、ジョイボーイ、デービー・D・ジョーンズの三人で何があったのか、ワンピースの根本につながる空白の100年編が今後描かれる可能性が高まりました。世界政府が「D」の名を持つ者たちを危険視してきた理由が、この事実によって明確になったと言えるでしょう。
黒ひげとデービーの血
ロックスの息子であるティーチがくまによって脱出したことで、黒ひげがデービー・D・ジョーンズの血を引く存在であることが確定しました。これは、最終章でルフィと黒ひげが対峙する際の重要な伏線となるはずです。同じデービーの血を引く者同士として、もしかすると共通の敵であるイム様に対抗するためにルフィと黒ひげの共闘という展開もありえるかもしれません。デービーの血を根絶しようとするイム様と、その血を引く者たちの戦いが、物語の最終局面を形作っていくことでしょう。
ワンピース 1164 まとめ
ワンピース1164話では、Dの意志の正体が「デービー・D・ジョーンズの意志」であることが判明し、物語の核心に大きく迫る展開となりました。
ロックスはデービーの末裔として世界を取り戻そうとしましたが、イム様の黒転支配により悪魔化し、ロジャーとガープに自分を殺してくれと懇願する悲劇的な結末を迎えようとしています。この事件により、当初伝えられていた「天竜人を守るための共闘」という表面的な理由ではなく、ロックスを悪魔化から解放するという真の理由が明らかになりました。
また、若きくまやドラゴンの姿が描かれ、ゴッドバレー事件が後の革命軍誕生にどう影響したかが示唆されています。黒ひげがデービーの血を引くことも確定し、最終章への重要な伏線が張られました。
次回1165話のタイトルは「残響」。ゴッドバレー事件の結末と、この事件が現代にどのような影響を与えているのか、目が離せない展開が続きます。ワンピース最大の謎が次々と明らかになる今、公式ルートで安全に最新話を楽しみながら、物語の結末を見届けていきましょう。
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